Auto Layout
XD のスタック(コンテンツ対応グループ)は Figma のオートレイアウトフレームに変換されます。 これらのオプションはどのグループがオートレイアウトの対象になるか、配置や間隔の決定方法を制御します。
ご注意: オートレイアウト変換は Pro プラン(買い切り $29) の機能です。プラグイン本体は無料でインストールでき、Freeプランでも構造・スタイル・グループなどの基本変換はご利用いただけます。
クイックリファレンス
| カテゴリ | オプション | デフォルト |
|---|---|---|
| Eligibility | Convert XD stacks to Auto Layout | ON |
| Spacing threshold | ON(10px) | |
| Overflow exclusion | ON(1.0x) | |
| Cross-size ratio | ON(5.0x) | |
| Alignment | Alignment inference | Balanced |
| Skip ambiguous auto-layout | OFF | |
| Preserve cross-axis offset | OFF | |
| Spacing | Spacing method | Mode |
Eligibility(除外設定)
Convert XD stacks to Auto Layout
デフォルト: ON
オートレイアウト変換のマスタースイッチ。ON にすると、XD の contentStackType(水平/垂直スタック)を持つグループが Figma のオートレイアウトフレームに変換され、パディング、間隔、配置が適切に設定されます。
OFF にすると、すべてのグループが絶対位置指定の通常フレームとして変換されます(Free モードと同じ動作)。
Spacing threshold
デフォルト: ON(10px)
スタック内の子要素間の間隔が均一かどうかをチェックします。間隔の差が閾値を超える場合、そのグループは通常フレームにフォールバックされます。意図的に不均一な間隔で配置された要素にオートレイアウトが適用されるのを防ぎます。
Overflow exclusion
デフォルト: ON(1.0x)
子要素がアートボード範囲を指定倍率以上超えているグループを除外します。意図的にはみ出している装飾要素にオートレイアウトが適用されるのを防ぎます。
Cross-size ratio
デフォルト: ON(5.0x)
交差軸方向で最大の子と最小の子のサイズ比が閾値を超えるグループを除外します。大きさが極端に異なる子要素を持つグループにオートレイアウトが適用されるのを防ぎます。
Alignment(配置)
XD のスタックには明示的な配置プロパティ(MIN/CENTER/MAX)がありません。子要素は座標で配置されているだけなので、変換時に交差軸(cross-axis)の配置を推定する必要があります。Alignment セクションでは、推定の信頼度を 1 つのモードセレクタで制御します。
Alignment inference
デフォルト: Balanced(4 モードから選択)
CENTER/MAX 推定の信頼度を 1 軸で切り替えるモードセレクタです。各モードは投票戦略と検証ロジックの組み合わせで挙動が変わります。
| モード | 推定 | 重み付き投票 | CENTER 検証 | 想定ユースケース |
|---|---|---|---|---|
| Off | しない | — | — | XD 座標に忠実、常に MIN(上/左揃え) |
| Strict | する | あり | あり | 多重検証で誤検出を最小化(保守的) |
| Balanced(既定) | する | なし | あり | 標準。Guard で偽陽性 CENTER だけ抑止 |
| Native-first | する | あり | なし | Figma ネイティブ寄り。Guard を外して CENTER を残しやすく |
用語:
- 重み付き投票: 子要素サイズに応じた票の重み付け。大きいコンテンツが小さな装飾に引きずられるのを防ぐ
- CENTER 検証: CENTER が多数決で勝利した後、特定の子要素が大きくずれる場合に MIN に降格する保護
使いどころ:
- 標準は Balanced。XD で中央寄せされたコンテンツが多い一般的なデザインに最適
- 大きなコンテンツ(画像、テーブル等)と小さな装飾(アイコン、ボタン等)が混在し配置が崩れる場合 → Strict または Native-first
- 幅が異なる子要素が混在するリスト/カード/グリッドで一部だけ中央に飛び出す場合 → Balanced または Strict(どちらも CENTER 検証あり)
- 変換後に CENTER/MAX が暴れる、XD 座標を厳密に保ちたい場合 → Off
- Figma ネイティブの CENTER をできる限り維持したい場合 → Native-first
Skip ambiguous auto-layout
デフォルト: OFF 交差軸の配置推定で、どの配置(MIN / CENTER / MAX)にも明確な過半数が得られなかった場合、そのフレームのオートレイアウトを解除して plain frame(絶対位置指定)にフォールバックします。
Alignment inference のモードとは独立した直交トグルです(任意のモードと組み合わせ可。Off 以外で意味を持ちます)。
使いどころ: オートレイアウトの構造を維持するよりも、元の XD デザインの位置を正確に再現することを優先したい場合に有効。特定のフレームで配置ずれが目立つ場合の最終手段です。オートレイアウトが適用されるフレーム全体が減るため、まずモード切り替えで対応することをお勧めします。
Preserve cross-axis offset
デフォルト: OFF
Figma では counterAxisAlignItems が全子要素に一律適用されます。そのため、フル幅の子と左余白を持つ子が混在する場合、余白が失われます。ON にすると、オフセットのある子要素を透明フレームでラップして元の位置を保持します。
ラップ対象とするオフセットの閾値をプルダウンで選択できます: Strict (5px) は小さな余白も保持、 Standard (10px) がデフォルト、 Tolerant (20px) は大きなオフセットのみ保持します。
使いどころ: Pro モードでリストアイテムの左余白が消えてしまう場合に有効にしてください。それでも余白が保持されない場合は、閾値を Strict に下げてみてください。
Alignment inference = Balanced/Strict とのセット運用: モードの CENTER 検証によって CENTER → MIN に降格させたあと、コンテナに全幅の分離線や背景が含まれる場合、行が左端(x=0)に詰まってしまうことがあります(全幅要素がパディング推定をブロックするため)。このケースでは Preserve cross-axis offset も同時に有効化 してください。MIN 確定後に Preserve が起動し、行を FILL ラッパーで包んで元の x 座標を保持します。
Spacing(間隔計算)
Spacing method
デフォルト: Mode
XD の子要素ごとのマージン値から itemSpacing をどのように算出するかを決定します。
- Mode: 最も頻出するマージン値を使用。均一な間隔に少数の例外がある場合に最適。
- Average: 全マージン値の平均を使用。間隔がわずかに異なる場合に最適。